カコトレ亀山? つまり過去のトリエンナーレ

トリエンナーレの呼称は2014年からですが2008年からアート亀山のイベントは開催を重ねてきました。時系列にその歴史を振り返ってみます。

近年まで亀山の繁華街だった東町商店街は、30年前まで狭くて車も駐停車できないところでしたが、近代化事業で通りは広く、アーケードも設置され、近代的な白いタウンとなりました。でも、今では人通りも少なくなり、空き店舗が増えてきました。

このような中、亀山の芸術家や県内の「アートフォーラム三重」という芸術家集団から、「白を基調としたポストモダンともいえる商店街の建物は、他にない魅力がある」との声があがり、芸術文化により東町周辺を活性化できる可能性が提案されました。

 

確かに当地亀山は、中部国際空港に近く、交通の要衝であり、古いものと新しいものが混在する調和のとれた地域です。

「ないものねだり」でなく「あるものを発見し活かす」視点からまちづくり、まちおこしの第一歩に「アートフォーラム2008 IN 亀山」向けて本格的な準備が始まりました。 

半世紀前の東町商店街(上)と広くなったがさびれた様子(下)

「亀山 商店街in ART アートフォーラム三重2008」

 

2008年秋に開催された「亀山商店街 in ARTアートフォーラム三重2008」は、永く停滞した商店街にとって画期的とも言えるイベントでした。特に多くの市外の方から「亀山を見直した」という声を聞きました。

アート亀山2009

11月1日から1週間、開催されました。テーマは、「天空のまちでアートとアソブ」

 初日は歩行者天国となり、路上でのらくがき大会や10mの大きな紙へ絵を描くなど子どもたちも楽しめるイベントでした。

3日の夜は、満月を水面に映して楽しむ企画もありました。 

アート亀山2010

10月31日(日)〜11月7日(日)

全国から若いアーティストをコンペという

形で募集したところ、60組近くの応募がありました。最終的に37組の参加者を選出。三重県立美術館の館長さんにも審査委員に加わっていただきました。

三重にゆかりのある作家25名も展示に参加しました。

 

アート亀山2011

10月16日(日)~10月23日(日)

居座りアートで地域とのふれあい

8月1日~5日の間、アート作品を亀山市に泊り込んで製作する若者たち9名が全国(主に東京)からやってきました。東町商店街の空き店舗を製作場にして、地域の皆さんとふれあいながら作品を創る試みで「居座りアートin亀山」と名付けられました。

アート亀山2012

10月28日(日)から11月4日(日)

商店街の白いアーケードと店舗を活用し、現代アートの作品を全国から集め、展示したり、実際に亀山市に作家が来て制作した作品を展示しました。

 作家たちは寝食を忘れるほど、作品の制作に没頭している様子が感じられました。作家の「アートでまちおこしを!」という意気込みと熱意は誰にも通じるものでした。

また、大勢の若者が全国から亀山市に来訪したことは、あまりない機会です。「アートとは言葉を使わないコミュニケーション」というように、多くの人と人がアートを通して触れ合う事ができました。

 

アート亀山2013

10月27日から11月4日

8月に全国(遠くは札幌)から、24組の参加希望の作家たちがやってきて、東町商店街を歩き、自分の展示場所を下見しました。

また、プレイベントとして、世界的な照明デザイナー 面出 薫(めんで かおる)

氏を迎えて講演会などが開催されました。

 

 

亀山トリエンナーレ2014

11月2日(日)~9日(日)

全国から49組(約60名)の若者たちがやってきました。

商店街だけでなく東海道の魅力を活かし西町の旧舘家、加藤家屋敷も展示スペースになりました。江戸、明治の時代を象徴する建物と現代アートが織りなすユニークな試みになり市内外から来訪される皆さんに亀山の新しい魅力を体験いただける機会にもなりました。

 

2015年亀山トリエンナーレ2017プレ企画

~ART・時空(とき)を超えて~

旧舘家(たちけ)を会場にして芸術作品を展示しました。

 

まちなかARTサミット ~あーやこーや 亀山で語ろう~

各地のアートイベントの団体を招き加藤家屋敷跡でトークディスカッションをしました。

2016年現地説明会

~応募作品が120件を超える~

2017年、秋に開催される亀山トリエンナーレ2017に向けて、海外からのエントリーも含め123組のエントリーがありました。審査で、86組を入選といたしました。10月9日、アーティストたちが亀山に来訪し、現地説明会等を行い1年かけて作品の制作に励むことになりました。

 

2017年はコンペ通過者、86組、地元作家11名、監修者推薦5名

合計102組が展示します。